プロセス & プロダクション
グラフィックコンクリートほとんどのパターン、イメージ、デザインをコンクリート上に再現できます。
コレクションからセレクトしたり、オリジナルでおこしたグラフィックデザインをリターダーとしてシート状にしたテクノロジーを使って、コンクリートを打設します。脱型してシート面のコンクリートを洗うと、粗く洗い出さされた凹面と平滑な打ち放しの凸面のコントラストイメージが現れます。仕上がり面はコンクリートそのものの強度のままです。
使用する骨材を選んだり色粉を配合すると、仕上がりの印象が変えることができます。PC製品が全く新しい見た目になります。これまでなかった美しい仕上げとしてご活用ください。
どうやってプロジェクトをデザインするの?
グラフィックコンクリートは平形状のPC製品で打設時は底面にシートを敷設して製造します。ファサード、間仕切り壁、カーテンウォール、防音壁、スラブ版などによく使用されます。 コンクリートの配合によらずあらゆるPC製品に適合します。 現場打ちコンクリート(RC)には適しません。
デザインプロセスの初期段階やお選びになるコレクションパターンか、オリジナルデザインが決まりましたら、先ずはご連絡いただければ最善のソリューションをご提案します。
世界中に1000条の実績を持つ当社ならではのノウハウを共有させていただき、素晴らしいものをつくり上げるお手伝いをさせていただきます。
インスピレーションを感じる事例はこちらから。
どうやってパターンをデザインするの?
あなたの想像のなかにある、紙に描けるイメージがあればそのままコンクリート面に投影することができます。
グラフィックコンクリートのパターンデザインは、リピート、コントラスト、ピクセルなどのグラフィックを扱う知識があれば難しいことはありません。
「見る距離感」「いろ」「濃淡のコントラスト」がデザインする際に重要です。イメージをどのように見せるか、と見えるか。いいデザインは遠くからもイメージが捉えられ、近づくにしたがってディティールがはっきりと見えてくる、材料を吟味することで表現される色味やコントラストはディティールをよりよく見せる効果を発揮するのに重要です。
下記のリンクでデザインするヒントやインストラクション情報をご覧ください。 プロジェクトの初期段階でご連絡いただくことで、合理的に成功を実現するための最新のヒントをご提供します。
どうやってコンクリートをデザインするの?
よく知られているようにコンクリートとセメントは違います。セメントはコンクリートの一材料で、コンクリートは水、セメント、骨材(砂、砂利)の3要素で構成されています。セメントは粉体で水と骨材と混ぜることでコンクリートの接着材のような役割を果たします。適正なレシピで配合された材料が強度が出るまで固められたものがおなじみのコンクリートになります。
どうやってグラフィックコンクリートを製造するの?
グラフィックコンクリートの製造工程は一般的なリターダー液を使用するPC版製造工程と同じです。コンクリート打設時の型枠テーブルにリターダーシートを敷いて製造します。パターンはコンクリートの粗面(洗い出した面)と滑面(打ち放し面)のコントラストによって表現されます。リターダーはご使用になるコンクリート配合に最適な種類を選んでご使用いただけます。使用時には必ずテストしてください。
製造メーカー様向けに技術提携サービスをおこなっております。お気軽にお問い合わせください。